先日、当院にて開催された、緑区地域連携勉強会について報告させて頂きます。
この度、横浜市緑区を中心とする「顔の見える連携」、及び地域のリハビリ連携の促進を図ることを目的とし、「緑区地域勉強会」を発起しました。
第一回目となる今回のテーマは「施設間の相互理解を深める」。
緑区を中心とした病院や老健施設など、7施設の方々に参加して頂き、参加施設による施設紹介や症例検討を行いました。
回復期病棟では、自宅への退院前に家屋調査を行い、その患者様の退院後の生活を想定して家屋改修や福祉用具の提案、動作指導などを行っています。
施設に行く患者様の場合は、退院先施設のスタッフ宛てに病棟やリハビリでの様子の情報提供を行います。
しかし、実際に患者様が退院し、生活していくにあたって「提案や指導が本当に適していたのだろうか?」「適切な情報提供が出来ていたのだろうか?」と、不安に思う事があります。
地域連携を行っていくことで、患者様が回復期病棟を退院した後も、在宅スタッフや退院先スタッフと互いに情報提供のしやすい関係性が築いていければと思います。
今後も定期的にこの勉強会を開催し、地域全体で患者様をサポートしていけるよう、頑張っていきたいと思います。
ご興味のある方は、リハビリテーション部 林までご連絡ください。