3月29日、当院にて院内学術研究大会が開催されました。リハビリテーション部では、回復期病棟ワーキングチームの1つである福祉用具チームのメンバーが、【リハビリだけじゃ物足りない!!-回復期病棟シーティングの取り組み-】という演題で発表してきました。
当院の回復期病棟には、在宅復帰プロジェクトの1つとしてワーキングチーム活動というものがあります。転倒予防や排泄、摂食嚥下などに対し、看護師・介護福祉士・リハビリのメンバーでチームを構成し、患者様が退院されるまで全力でサポートしています。病気に対しての知識をつける患者教室や、日々の入院生活の気分転換を図る病棟レクリエーションなどのイベントも開催されています。
今回、発表した福祉用具チームは、【車いす基礎勉強会】を年間5回実施し、スキル・知識の向上を図り、患者様に還元していけるように活動しています。シーティングというのは、車いすの選定・適合を行う事であり、適切に行うことで日常生活能力の向上や、二次障害の予防につながります。当院では、身体機能的なリハビリだけではなく、車いすなどの物品も現状のもので満足せずに、常に見直しを図りながら患者様のより快適な入院生活および退院までのサポートを考えています。
そして、今回の院内学術研究大会で・・・なんと!!金賞を受賞することができました♪
これから、さらに発展していくと思いますので、またブログで報告させていただきたいと思います。
春らしくなってきましたが、まだまだ温度差が激しく、インフルエンザも終息していないようなので、みなさま体調管理には十分気を付けて下さいね。来年度も、ブログ更新たくさんしていきたいと思いますのでお楽しみに★