2019年11月9日 セコム提携病院関東地区多職種連携呼吸器研究会に参加しました。
3回連続のシリーズの1回目、今回のテーマは最近話題の「誤嚥性肺炎」です。
当院がホスト病院となり、「誤嚥性肺炎」にまつわる様々な問題を講義・ディスカッション形式で話し合われました。医師・看護師をはじめとし、薬剤師、栄養士、医療ソーシャルワーカーPT/OT/ST、歯科衛生士の参加もあり、活発な意見交換がなされ、ディスカッションの時間が足りなくなるほどでした。急性期病院の参加者が多く見られましたが、それぞれの病院の特色に応じた様々な問題が議論されました。特に数少ない歯科衛生士に関しては質問が集中する様子など見られ、皆さんそれぞれに悩み・工夫しながら進めている様子が感じられました。
90歳まで生きるのは当たり前になりつつある昨今、当院の誤嚥性肺炎における問題は何といっても「老い」。「老い」と同時進行していく、超高齢者の食べる楽しみを今後とも支援していきたいと思います。
当院リハビリテーション科は、2020年度急性期のリハビリテーションに力を入れることを重点課題としています。「誤嚥性肺炎」の患者様が入院される内科病棟には、理学療法士を3人配置し、急性期病棟からの自宅復帰を目指します。さらに、嚥下障害のリハビリテーションを行う言語聴覚士も配置を検討しており、こちらは絶賛募集中です!高齢者の誤嚥性肺炎にご興味のある方、病棟スタッフと協働して患者様・ご家族・地域の介護スタッフさんたちを支えていきましょう!