みなさんこんにちは。
まさに梅雨の季節という感じで、雨の日が続きますね。
今日の話題は、当院回復期病棟の転倒予防の取り組みについてです。
患者様の身体能力や、移動能力の向上に伴い、ベッドからの転落や、移動中の転倒のリスクが出てきます。
そのため、当院だけでなく、どの病院でも「いかに転倒や転落を予防するか」が課題となっています。
この課題に対して、当院回復期病棟では「転倒転落予防チーム」を数年前に立ち上げて以来、様々な対策をとってきました。
立ち上げ当初は、37床の中で年間約120件の転倒転落件数が、年々減少し、昨年度は74件まで減ってきています。
転倒転落原因は、患者様によって各々異なります。
そのため、「なぜ転倒したのか」または「なぜ転倒しそうだったのか」といった原因を究明することがポイントです。
転倒転落を未然に、あるいは再発を防ぐため、当病棟では「転倒転落予防シート」を独自に作成し、活用しています。
このシートを用いて医師、看護師、リハビリ、介護福祉士などの職種が協力して対策を立て、その策を明記することで転倒リスクを減らすことができています。
今後も更なる進化を遂げ、転倒転落ゼロを目指し、活動していきます!