今回はフォスタープランについてお話しします。
普段の仕事から少し視野を広げ、地球の明日のためにできること。地球上に生きる私たちが、ともによりよい未来へ向かえるように。
私たちはリハビリテーション部では、国際援助団体・フォスタープラン(国連に公認・登録されている国際NGO)に参加しています。活動内容としては「フォスターペアレント」としてフォスタープランが実施する子ども(フォスターチャイルド)に焦点をあてた開発援助活動を、継続的な援助金で支えています。
フォスターとは、「育てる・推奨する」という意味。活動の場は現在、アジア・アフリカ・中南米の45カ国であり、その中で私たちは、インドネシアで暮らす男の子の支援を行っています。彼を含めたご家族と手紙や写真などのやり取りを通じて、仕事以外の場で心温まる交流を経験しています。
現地事務所からは、フォスターチャイルドの成長記録や、実施されたプロジェクトの活動報告書が定期的に届けられます。それをリハビリテーション室入り口に掲示して、スタッフ皆で成長を見守っています。2007年に参加してから7年が経ち、当時5歳だった少年は今年で12歳になりました。学校に通い一生懸命勉強したり、お友達とサッカーを楽しんだりしているという内容のお手紙が届きましたよ。