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リハビリテーション部~第4回目 福利厚生特集~

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「育メン」という言葉がもてはやされている現在、私もそうなりたいと思っていた。憧れの言葉は実践できるものだろうか。

私の父は、月~金仕事で帰宅も遅く、母が専業主婦として3人の子どもを育てていた。「男は仕事、女は家庭」という概念を感覚的に感じ取っており、私に「男性が仕事を優先する事が美徳」のような価値観が根底に存在していた可能性があった。長男の出産には立ち会ったが、長男の育休後、子どもの送り迎えはほとんど妻であり、家事の手伝いとお風呂を入れるくらいでは、育メンでもなかった。何となく仕事を優先している自分に気づかされたのは、2人目が生まれる前だった。子どもの成長はその瞬間しかなく、その成長をもっと体験的に楽しみ、私も仕事と育児をもっと両立ができるのではないか。そのためには、仕事優先ではなく、職場内の理解と協力を得て、早く帰ることが第一ではないかと考えた。そうはいいながらも、妻の産休までほぼ早く帰ることが出来ていなかった・・・

 ここからは、私はどんな行動したのか。「ワーク・ライフ・バランス」を私の人生設計に導入し、妻の出産前後に時間休を活用し、私が育児を積極的に行い、妻の身体的・精神的な負担を減らそうとする事です。ただ働く時間を短くするのではなく、仕事と育児の両立をしていくための工夫をプランニングし、文章もって説明し、職場内の協力を得ました。私の職場内の役割である「回復期リハビリテーション病棟のリハ責任者」という立場でやるべき仕事と部下に依頼をしていく仕事を明確にしました。そして、今後私と同じように男性が、育児のために休みを取ることが出来るという実例を残そうとしました。

結果として、職場内の協力もあって、育児の為の時間休利用ができ、家庭を優先した行動が少なからずできたのではないかと思っています。私の育児のための休む経験をみた後輩から、今後同じ境遇での休みを取ることに対し相談をもらいました。

私は「育メン」にはなれていません。まだまだその言葉には憧れはありますが、「育メン」とは、第三者が評価するものと思っています。今後も社会的評価としての「育メン」を目指して頑張ります。また私が「ワーク・ライフ・バランス」を考えた行動は、実を結んだと思っています。今後も男性も育児に積極的に参加が出来る職場であり、その第一人者と思われるような行動をとりたいと思っています。

運動会では、親子ドッチボール大会があります。息子と楽しみたいと思います。

 

職種:理学療法士

 

経験年数:20

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