こんにちは、理学療法士の遠藤、作業療法士の冨山、言語聴覚士の金子です。新しい年がスタートし、
皆さまいかがお過ごしでしょうか。今回は地域包括ケア病棟の取り組みについて紹介させて頂きます。
地域包括ケア病棟では1週間に1回食事ラウンドを多職種でおこなっています。そこで見つけた課題を多職種間で共有しながら解決に取り組んでいます。
今回は圧迫骨折などにより起き上がることができない人の食事環境を見直すために勉強会を開催しました。
嚥下造影検査で用いる背もたれの角度を調整できる椅子に座り、一口大に切った食べ物を串にさした状態で
食べてみました。
実際に体験した理学療法士からは、
「起き上がることができない人の食事の大変さが分かった。ポジショニングに活かせていけたらと思います。」
「ご飯が見えないということが、こんなにもストレスだとは知らなかった」
地域包括ケア病棟では脳卒中・上下肢骨折・肺炎や心不全やその他幅広い疾患や様々な病気の患者様の気持ちに寄り添い、チームで一人一人に合った食事環境をこれからも作っていきたいと思います。