糖尿病外来

特徴・特色

ライフスタイルの欧米化によって生活習慣病が増え、なかでも糖尿病患者さんは年々急増しています。
糖尿病の恐ろしいところは自覚症状がなく病気が進行してしまうことで高血糖が長期間続くことによる合併症によって、糖尿病網膜症による失明、糖尿病性腎症による腎不全のために血液透析を始める患者さんは毎年多数に昇り、足壊疽などの合併症で苦しまれる患者さんも増加しています。また、糖尿病関連疾病である脂質異常症や肥満、高血圧などの危険因子が集積すると、脳梗塞や心筋梗塞が発生する確率が高くなると言われています。

このように多くの合併症のリスクがあるため、一度糖尿病の診断をされてしまうと大変な病気になってしまったと悲観する方もいますが、きちんと自己管理すれば合併症の進行を予防することができ、健康な方と変わらない生活を送ることが出来る病気です。
当院では糖尿病患者さんが健康な人と同じような日常生活を保つことができるようサポートをさせていただきます。

症状・疾患・治療紹介

対象疾患

糖尿病・脂質異常症

治療について

糖尿病診療を専門とする非常勤医師による外来診療を行っております。

薬物治療やインスリン治療と合わせて、生活習慣を改善できるよう看護師・管理栄養士とともに患者さまを指導・支援し、良好な血糖コントロールを維持できるよう治療を行います。インスリン注射の導入も外来通院で実施しています。また、合併症に関する検査も定期的に実施し、必要な場合は他科と連携をして治療にあたります。糖尿病治療のため入院が必要な場合は近隣の大学病院をご紹介しており、退院後は当院外来で治療を継続します。血糖値が安定したら、かかりつけ医や通院しやすいお近くのクリニックで治療を受けていただき、合併症等に係る定期検査を当院で行うなど、地域の医療機関と連携した糖尿病診療を行っております。

日常生活の中で続けることのできる、一人一人の患者さんに合った治療を一緒に探していく事を方針としています。

診療について

採血、尿検査がありますので、診察予約時間の1時間前を目安にご来院ください。
他院で糖尿病治療を受けている方が初めて受診する場合は、糖尿病の治療経過がわかる紹介状をご持参ください。
また、当院は人工透析設備を有しておりませんので、進行した糖尿病腎症の方は他院へ再紹介となる場合があります。

*予約なし・当日受付のみ
●医師が指示した患者様のみ予約可

休診・代診情報