地域包括ケア病棟とは
急性期治療が終了し症状や病状が安定した方が、安心して地域の暮らしに戻れるよう、在宅復帰支援やリハビリを行う病棟です。
また、在宅療養されている方が、今後も継続して地域で生活していくために、介護者サポートやリハビリを行うためにご入院いただく病棟です。
当院地域包括ケア病棟の特色
- 当院急性期病棟からの転棟の場合、主治医が退院まで治療継続し体調管理を行います。
- 病棟専属療法士(リハビリスタッフ)を施設基準(1名)以上の7名を配置し、充実したリハビリ体制をとっています。
- 在宅での暮らしを長く継続できるようにリハビリ入院を取り入れています。
入院までの流れ
対象となる方
在宅復帰支援
急性期治療により症状が改善した後、ご自宅や介護施設等への退院に向けて退院支援やリハビリが必要な方を対象としています。
日常生活に移行するための課題を患者さま・ご家族さま・ケアマネジャー等と共有し、必要な介護福祉サービスやご自宅の環境等を調整し、退院後の療養環境を整えます。
また、身体機能・能力の改善を目指し、リハビリを行います。
リハビリ目的入院
ご自宅や施設での生活を維持するために、身体機能・能力の評価とリハビリが必要な方をお受入れしています。入院期間は2週間程度です。
入院中は動作練習を行うとともに、必要な福祉器具や介助方法などを提案させていただき、在宅での生活を継続していけるよう支援いたします。
在宅サポート入院
医療依存度の高い方をご自宅で介護されているご家族さまの負担軽減策として、休息時間の確保のための短期間入院をお受入れしています。
人工呼吸器の使用、頻回なたん吸引、酸素療法、褥瘡処置が必要等、介護保険サービスのショートステイを利用できない方を対象としています。
主治医について
地域包括ケア病棟に直接ご入院の場合 |
病棟担当医師が主治医となります。 |
院内急性期病棟から転棟された場合 |
入院時からの主治医が継続して診療します。 |
リハビリについて