男性更年期障害・LOH症候群
中高年の急激な倦怠感や疲労感、性欲低下、ほてりなどの症状は男性更年期障害の可能性があります。テストステロン(男性ホルモン)は20歳をピークとし加齢とともに低下します。しかし現代社会の中高年では過度なストレスにより急激にテストステロンの分泌が下がり、体が対応できなくなります。すると前述の症状が出てきます。診察では勃起・性生活に関する問診とテストステロンを中心とした採血検査などを行います。血液中のテストステロンは十分な睡眠後が一番高く、起床後時間が経つとともに低下します。採血検査は10時までに行いたいので予約時間にかかわらず早めに来院下さい。男性更年期障害の診断であればテストステロン補充療法などを行います。男性更年期障害ではない場合は心療内科や精神科の受診を勧めます。